松たか子似の女子大生と付き合った山梨県の男性の恋愛体験談

① 初めての恋人は19歳のときです。私は男性で、北海道に住んでいますが、当時は大学生で山梨県に住んでいました。現在は40歳です結婚しております。子どもはおりません。当時から現在に至るまでの恋愛は普通くらいの量ではないでしょうか。大学を卒業して社会人を務めています。19歳のときの初めての彼女は年上で、2つ上でしたので、21歳でした。私が大学生に対して、彼女は社会人として県庁に勤めていました。見た目は、松たか子にそっくりかなと思います。

② 恋人を作るためにしたことですが、19歳大学1年生の当時は好きな女性がいて(同じ学部学科の変わった子でした。カラオケ好き、戦隊もの好きという個性派)、猛烈に好きだと言うことをアピールしていました。周囲にも言いまくっていたかもしれません。車を購入したときは絶対に助手席にこの子を最初に乗せるといって、友人は常に後ろに乗せてましたし。

いまでこそストーカーなんて言葉がありますが、当時はまだなく、その先駆け的なラインまで行きそうなぐらいの勢いでしたね。(半分片足突っ込んでました)

ちなみに初めはその子とは付き合うところまでいったのですが、なんせ何をしていいのか互いにわからず、自然消滅な感じになっていきました。彼女は合唱部の先輩が好きだったみたいで、付き合おうかという話になった数日後、やっぱり私との関係はどうでもいいやってなっていました。

自分のこの子に対する気持ちだけが先走って、逆に嫌われていく始末でした。こうなると完全に悪循環ですね。女友達とかにも本気で止められたぐらいです。今、考えると凄いなという行為をたくさんしてます。

・その子が所属するサークルの飲み会に無理くり参加する(サークルは合唱部で入部する気はまったくなかったので本当に大迷惑な話です。今、考えるとですが)

・その子の合唱発表会の後、お祝いの品を持って渡そうと、ずっとその子の家の前で待ってるとか(花とケーキだったと思いますが、打ち上げでまったく帰ってこず。雪の中をずっと立っていて、諦めてその子の家のドアにかけて帰る)

・夏休みに新潟で自動車免許の合宿をしましたが、毎日暑中見舞いを実家に送り付ける。

今、考えると自分でもひきますね。うまくいくはずないと今ならば冷静にそう思います。

なので恋人を作るためにした一つ目の行動は自分で同じクラスメイトに積極的に「告白する」ことです。

②無理なものは無理なもので、それでも好きな気持ちを抑えられず、どうしていいかわからぬ苦悩の恋愛(片思い)を過ごしているある日、突然世界が変わる出来事がありました。

悶々としている私を友達がカラオケに誘ってくれたのです。カラオケ自体は何度も行っていますから別にたいしたことではないのですが、その時、受付していたに後ろに並んでいた女の子2人組がいました。すっごく可愛かったのでかなり動揺したのを覚えています。

とりあえず2時間歌って帰る時に、受付でまたバッティングしました。運命の出会いだと勝手に思い込みましたね。で、友人が止めるのも聞かずに、ここで私は人生、最初で最後のナンパをしています。よほどの覚悟で臨み。それが成功して4人でその後、焼肉屋へ。片方が物凄いタイプで、電話番号などを交換し(当時は携帯電話がありませんでした。私はポケベル)後日、2人だけで会うようになりました。

ファーストキスも彼女とですし(花火をした帰りに無理やり…嫌がられたらやめようと思ったら向こうもその気でした。ワゴンの最後尾に乗っていて、キスしているとき運転席の友人と目が合ったのを覚えています。8人乗っていましたが、気づいたのは運転手ぐらいでした。かなりドキドキ絶頂のキスでした)

二人で東京に旅行に行くこともありました。

初体験も彼女です。この子は2つくらい年下でしたね。私は完全に彼氏・彼女の関係だと思い込んでいました。(付き合おうとか言っておらず、肉体関係まで進んでいました)

しかし、よくよく確認すると彼氏持ち。しかも3年付き合っていて、空気のような存在だから絶対に別れないことが判明。私とは遊びだったのです。

彼女を作るための行動の二つ目は「ナンパ」です。よく成功したなという反面、成功していなければ、片思いの同級生にずっと悪循環のアタックをしていただろうと考えると、二股かけられていたわけですが、良かったなと前向きにそう思います。

?意気消沈してもう会うのをやめたとき、当時ホテルのフロントでバイトしていたのですが、そこの先輩に紹介してもらったのが、初めての恋人です(彼女です)。初対面で、向こうも私を気に入ってくれて、私も可愛いなという印象だったので、付き合うことになりました。(付き合おうという言葉を口にしたことはありませんが、初めからその気で会っていたので自然そうなりました)

門限の厳しい家で、会社が終わったらすぐに帰らないといけないとか、日曜も6時までには帰るとか、外泊禁止とかいろいろな障害がありましたが、本当に恋人同士として付き合ったのは彼女が最初です。

実際、まったくタイプじゃない子だったら付き合ってないでしょうし、向こうもそうだったと思います。最初の印象は顔だけです。互いに顔を気に入ったところから始まり、性格や心まで時間をかけて好きになっていったという感じです。(お見合い結婚に近いかもしれません)

なので最終的に彼女ができた方法は、先輩に「紹介してもらう」ことでした。

でもそこに至る私の恋愛経過、苦しんだ経験がなければ、彼女ともうまく付き合えられなかったのでは、と考えると、いい経験をした後でよかったとも思えます。

⑤ 付き合ってからの思い出は楽しい思い出しかありませんね。4年近く付き合って、喧嘩したことは一度もありませんでした。一週間で会える時間が本当にわずかだったので、会える時間をすごく大切にしていたこともあると思います。

週に一度、私がJRに乗って彼女と同じ方向に行くときは必ず駅ビルで夕食を一緒に食べていました。(私は女子高生の家庭教師が週1でありました)

日曜日はかなり早い時間から会って、一緒にいろいろドライブしてましたね。自分は車を廃車にしちゃっていたので、彼女の車です。一週間我慢していた分のキスをずっとしてから日曜の夕方に別れていました。

長期休みは一番の楽しみで、なかなかそんな休みもとれなかったので、必ずどこかのペンションに泊まってましたね(彼女の実家にもいって顔見知りになり、OKもらっていたのだと思います)夏・冬・春に1回ずつくらいでしょうか。ゆっくりと二人で寝れるのはそのときぐらいだったと思います。

北海道の実家にも遊びにきました。家族とも仲良くなってくれて嬉しかったのを覚えています。

最初は携帯電話がなくて、とにかくメッセージはポケベル。バイト中も公衆電話を使って頻繁に「愛してる」を伝えていました。

すっごくいい関係でした。互いに好奇心旺盛でしたし、本気で相手が好きだったので。

ただ会えない時間が多すぎましたね。絵本を互いで交換して描き進めるっていうのも会えない時間が多いから、そういうこともやっていたんだと思います。

プレゼントは常にしてました。そういうイベントにも憧れがあったんで。バイト代はほとんどデート代とプレゼント代になってましたね。クリスマスも誕生日も正月もバレンタインやホワイトデーもそれぞれにいい思い出があります。人生で一番若さと自由と行動力があった時代、一番いいひとに出会えたと、今もそう思います。