恋しよう!恋人作り方マニュアル|彼氏彼女が欲しいけどできる気がしない、結婚したい-出会恋活婚活アプリ、街コン、ナンパ
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外国人男性と付き合った29歳IT企業女子が彼氏を作るためにした3つのこと

市場拡大、マーケティング。恋人作りの成功の秘訣はと聞かれたら、そんな色気のない言葉につきます。

私はIT企業に務める普通の会社員でした。

それも地味目、お洒落でもなく化粧も控えめ、もちろん美人ではないしスタイルも月並み、大学時代から長年付き合っている彼氏はいるけれどそれゆえに恋愛経験少なめ。特に面白いわけでもないので、もちろんもてない。

そんな私が20代最後で何年も付き合った彼氏と別れを告げ、じゃあ次はどうしようとなったとき、目指したのはモテ路線ではなく市場拡大。

売れないなら、売れる市場に出ていけばいいんじゃない?

というのも、久々にフリーになった私は恋愛筋というものを長年全く使ってこなかったため、流行りの合コンも街コンも行ったことがなく、まずどうしたらいいかわからない。

それ以前にそんなところに行っても打ち込めないだろうなぁ、モテ系ワンピにふんわり巻き髪なんてできないだろうなぁとはなから諦めていたのです。

だって非モテだもの。こじらせてるよりよっぽどタチが悪いです。

そこで使えたのは、長年恋愛をさぼっていたおかげで打ち込めた仕事の知識。マーケティング、市場調査。消費者動向調査。

フリーになった解放感で自分の素のままで生きていこうと思っていたので、自分に合った市場=相手を見つけようと、私が始めたのはいわゆる出会い系でした。

といっても普通の出会い系ではありません。

海外主体の、英語専門の出会い系です。

そこで出会ったのは5歳年上の35歳、背が高くて笑顔が優しい外国人男性でした。

1.出会い系SNSを始める=市場調査

もともと、何年後かには海外で働けたらいいなぁとぼんやり思っていた私。

とはいえ彼氏と結婚することになったらそれは難しいし、と長年くすぶっていたところにフリーになったので、これはチャンスとまずは英語力を磨くことに。

出会い系SNSといっても日本でもいろいろあるように海外でも種類があって、語学を教え合うマッチングサイトや、恋人探し、少し前に情報流出で話題になった不倫相手探しなど様々。そして無料のものから有料のものまでたくさんあります。

とはいえ多くは女性はタダだったり、メールを受け取るだけならタダ、送るのは有料、など料金設定があるので、検討中の方はまずは少し試してみてからの入会をお薦めします。

私自身、出会い系なんてだいそれたことを自分が、と最初は少し抵抗もあったのですが、趣味の仲間を見つけるような感覚で始めたのがよかったのではないかと思います。

英語で趣味の話をして英語力を磨くのが一番の目的、と割り切ってしまえば、下心たっぷりの人は避けられるし、自分自身が焦ってしまうこともありませんでした。

なにより出会い系のいいところは、サクラであれなんであれ、本当にたくさんの人のプロフィールが乗っているので、自分の好みがはっきりしてくること。

特に登録したての頃は引く手あまたで、日本人女性は海外でモテるといわれているようにたくさんのアプローチを受けると思いますが、私の場合はそのおかげで免疫がついた気がします。

日本人男性の口ベタに比べたら、外国人男性の口説き上手なこと。

ラテン系は熱心だし、中東系もストレートで熱く、お隣韓国でさえまっすぐ。アメリカ系はお友達みたいな顔して距離を縮めてくるし、シャイと言われている北欧系でさえ定期的に連絡をしてくるという常套手段を爽やかに使います。

そんな外国人男性のアプローチに、対面ならころっとひっかかってしまう女性も多いのですが、それがSNS上のメッセージで届くため、比較的義務的に振り分けられ、冷静に考えられるのではないかと思います。

自分の連絡先は教えない限り相手に明かされないのでプライバシーも守れるし、忙しい人にもぴったり。

そこで少し気になった人がいれば何回かメッセージを交わしたりプロフィールをチェックしたりして、「あ、自分はこういう人苦手だったんだ」とか「やっぱり癒し系がいいなぁ」などと自分自身を見つめ直すきっかけにもなりました。

そしてメッセージをくれた男性の言葉などから、自分のこういうところに需要があるのか、と市場についての勉強になりました。

2.出会った人とやりとりしてみる=消費者動向調査

さて、出会い系に登録してふた月後、私はスマホやPCを駆使して、何人かの人とSNS以外でやりとりをしてみました。

隙間時間にできるので、残業が多いときでも大した負担にならず、合コンよりも多くの人と知り合えるため効率はとても良かったです。

その中でも信頼できそうな人とはSkypeやLINEなどのテキストチャットでやりとりをして、相手の会話の呼吸をつかんで、少しずつ仲良くなっていきました。

多くの人は、日本人とチャットするぐらいですから日本に興味があったり日本に来たことある人で、会話に困ることはあまりありませんでした。

とはいえ、いい人でもやっぱり恋人としては考えられないなぁという人とは、相手も感じたのか自動的にフェードアウト。

同時期に何人かとやりとりしていたとしても、気軽なチャットなので浮気だと責め立てられる事もありません。

また、恋人探し前提で登録している人は、自分から過去の恋愛の話や将来への理想などの話題をふってくれるので、それも恋愛経験の少ない自分には勉強になりました。

世の中の男性が、どういう風に考え過去の恋愛を終わらせたり、失恋を乗り切ったりしてきたのか。これからどんな関係を築きたいのか。

例えばやりとりした人の中で、とても紳士的ではあるし日本にも興味はあるけれど、自分がアジアに引っ越すことはない、ときっぱり名言した人がいました。なので海外の彼女がもしできたらその彼女に引越してきてもらいたい、と。

この人は最初から明言してくれたのでとても誠実な人ではあったけど、そういう条件でも自分の恋人候補になりえるかどうか考えさせられるきっかけになりました。私自身は海外に引っ越すのはたいして気にしていませんでしたが、そこまで自分を曲げない人を受け入れられるかどうか。

そういった自身への疑問が、チャット相手の淘汰に繋がっていったのだと思います。

そんな中で、2か月経っても、3か月経ってもやりとりが続いている相手がいました。5歳年上の、ITエンジニアです。

明らかにいい人そうなので英語の練習相手になってもらおう、とやりとりを始めた相手で、最初は恋愛対象ではありませんでした。

とはいえマメな性格の彼、数日に一度は何気ないメッセージをくれて、「まあ友達ならいっか」と私も返信をしていました。

定期的にやりとりをしているので、自然とお互いの生活リズムは把握するようになり、眠る前には「おやすみ」とメッセージを送ってくれたり、逆にこちらから相手の起きる時間になったころ「おはよう」とひとこと入れたり。

何気ない挨拶なんですが、相手がいるのは時差のある海外。

この時差のある感じがなんともエキゾチックで、どうしてだかとてもわくわくしたのを覚えています。遠くの人とリアルタイムで話している、英語と携帯という媒体を通して繋がっているという感覚が不思議で、それでいてどこかせつない気持ちでした。

だからこそ相手がたまに送ってくれるその国の風景画像は旅行しているみたいでとても楽しかったし、逆に日本好きの彼に送る日本の画像やどうでもいい日常の写真も楽しんでもらえました。

そんな折、彼が日本に旅行に来ることになって、「会いたい」と言われました。もちろん私も実際の相手がどんな風か興味があったし、なによりも数カ月のやりとりですっかり友達感覚、いい人だとわかりきっていたので会うことに。

3.実際に会ってみる=新規出店

さすがに実際に会うとなると、大丈夫とは分かっていても少し勇気が必要でした。

何ヶ月かの会話の中でお互いフリーだと分かっていたし、なんとなく相手の好意は伝わっていたし、それでも凄く変な人だったり普段のチャットと違う人だったらどうしよう、と。

それより実際の私に、がっかりされたらどうしよう、とまで心配しました。

最初は恋愛対象ではないとか言っておきながら、このときはもう意識しまくりです。

ただ、そこは考え過ぎたときの私のいつものくせで、「考えてもしょうがないからいっか」と今を楽しむことに。友達なら友達で、すごくいい人が友人になってくれるんだからいいじゃん、と当日に臨みました。

待ち合わせの場所は都内の有名な観光地。

そこに現れたのは思っていたよりも背の高い、そして普段のチャットそのままの彼でした。

なんだかもう、拍子抜けするぐらいの裏表なし加減。

一応初対面だから名乗って握手してみたものの、お互いそれが今更過ぎて途中で吹き出してしまったほど。

実はこの時点での私の英語力はそんなに高かったわけではなく、それまでテキストチャットだからごまかしごまかし会話できていたのですが、会う前は、実際会って会話できなかったらどうしよう、と心配もしていました。

そして彼の英語は、やはり完全なネイティブではないため少し訛りがあり、最初はとても聞きとりづらかったです。

だけどそんな問題を吹き飛ばすぐらいすぐに打ち解けた私たち。なんだか初めて会った気がしないし、ものすごく自然体でいられて、長年の知り合いのようでした。

そしてその日が旅行初日だった彼、初日に会いに来てくれたおかげで、私たちにはお互いを知り合う時間が幸いまだ残っていて、彼の滞在中ゆっくり仲良くなっていければいいかなぁと私が思っていたところに、彼がその日のうちにフライング。

なんせ外国人なので「付き合って下さい」なんてセオリーもなく、もっと会いたいというお互いの気持ちを確認し合っていつのまにか付き合っていることに。

4.遠距離恋愛のその後=店仕舞い

とはいえ彼が来ていたのは単なる旅行、いずれは国に帰らなければいけません。

……と書くと遠距離恋愛にありがちな大ドラマが繰り広げられそうですが、実はそうではなく、その後、私が休みを利用して彼の国に遊びに行ったり、彼がまた日本に来たりということがあって、たいして孤独に陥る間もなく、私は彼の国に引っ越すことにしました。

というのも付き合って間もない頃、当然私たちの間はこれから待ち受けているであろう遠距離恋愛に対する恐怖があって、「この先どうする?」という話が早い段階で持ち上がりました。

私は20代のほとんどをひとつの恋愛に費やしてきたし、彼も似たようなもので長い付き合いが少し前に終わって、もう時間を無駄にしたくないのは一緒でした。ただの遊びのような恋愛をする歳でもなければ、長く不安定な遠距離恋愛を続けている場合でもありません。

なので自然と「じゃあ私引っ越すよ」と言ってしまっていたのです。

「ほんと!?」と彼の顔が異様なほどぱっと輝いてからようやく、あ、しまった、良く考えればよかったと思ったのですが時既に遅し。

なによりもそうするのが一番自然な気がして、言ってしまった以上は飛行機のチケットを予約して引越しの準備を進めて退職の引き継ぎをして、と忙しくしているうちにあっという間に彼の国に移り住んでいました。

思えばそうやって深く考えずに、自分の思うまま、自然体で進んだのが良かったのだと思います。

今ではその彼と結婚して、海外生活を楽しんでいます。